記念日2(その1)

さーるー

2007年07月10日 00:10

とうとう10回目の結婚記念日を迎えてしまいました。

結婚10年目は、『錫婚式(すずこんしき)』とも言い、

錫製品、装飾品等を送る日でもあるそうです。



まぁ~、巷では『スイート10ダイヤモンド』というコピーもありますように

これは参考


妻の側からしてみれば、滅多に買う事のできない

ちょっと値の張るジュエリー類を期待する風潮もあるようです!!


一応、私なりに「ヨノチ」(妻)の喜びそうなジュエリーをチョイスしていたのですが、

念の為、「ヨノチ」の意見も聞いておいたほうが良いかなと思い、

二人でジュエリーを扱う店へと行ってまいりました。



ヨノチ」と二人で商品の陳列されたショーケースを眺めていると

早速、目を輝かせた店員が話しかけてきました


店員;「今日はどのような物をお探しですかぁ~?


妻;「はぁ~指輪等を・・・


店員;「御結婚記念日の贈り物をお探しですかぁ~?


妻;「はぁ~・・・・・・と言った瞬間から、

この店員さんが「ヨノチ」にベッタリ

次々と色々な商品を出しては、指にはめ、首にまいてを繰り返し

「お似合いですよ~!」等とお世辞を連発!!

最初は「ヨノチ」の側で店員とのやり取りを聞いていたのですが、

次第に飽きてきて、時計等が陳列されたショウィンドウを

一人眺めていましたが、買う気の無い物を眺めていても

直ぐに飽きてしまい、結局、店の中をウロウロ、ウロウロ・・・・

すると、妙~に視線を感じたので振り返ってみると

女性の店員さんが、不審者か何かと疑っているような

異様な眼光で私をガン見してました。



程なくして、選び終えた「ヨノチ」に呼ばれて値段を聞いてみると、

なんと私の予想した額の「3割程度の品」を選んでました。(←謙虚なヨノチ!)

一瞬、「ラッキー、余ったお金でパソコンが買える・・・!」等と思ったのですが、

流石に結婚10周年の贈り物をケチると後が怖い・・・じゃなくて、気持ちが伝わらないので、

ちょっと格好つけて「今回は、コレは止めてコレにしな!


と言って別のショーケースの品を指差すと、

店員の態度が一変

これまで「ヨノチ」に向けていたスマイルを私に向けて・・・


店員;「あら~旦那様お目が高い、この商品は当店お勧めの品でして・・・

と、言いつつ私のチョイスした商品を無理やり「ヨノチ」の首にあてて鏡をホイ!

店員;「奥様~、旦那様はこちらの商品がお似合いと仰ってますよ~・・・

店員;「伝々・・・・・・・



ずいぶん調子の良い変わりように笑が込み上げてきましたが、

ヨノチ」も状況を把握できなかったのか、

結局、私が始めからチョイスしていた品を購入する結果となりました。


店を後にする際、店員に

「これからお食事ですかぁ~、あら~羨ましいぃ~、

  お二人で楽しんで下さいませ~」


と、余計な事を言われて、かなり恥ずかしかった・・・





とりあえず、この日の為に何年も前から、ちょっとずつ貯めてきたヘソクリだったので

それなりのプレゼントができたのでは!?

と勝手に思ってますが、

ヨノチ」は喜んでくれただろうか?





ヘソクリも底をついてしまったので、今度はパソコン購入に向けてヘソクリを始めるかぁ~(^^♪


(続く)


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