記念日2(その1)
とうとう10回目の結婚記念日を迎えてしまいました。
結婚10年目は、『
錫婚式(すずこんしき)』とも言い、
錫製品、装飾品等を送る日でもあるそうです。
まぁ~、巷では『
スイート10ダイヤモンド』というコピーもありますように
これは参考
妻の側からしてみれば、滅多に買う事のできない
ちょっと値の張るジュエリー類を期待する風潮もあるようです!!
一応、私なりに「
ヨノチ」(妻)の喜びそうなジュエリーをチョイスしていたのですが、
念の為、「
ヨノチ」の意見も聞いておいたほうが良いかなと思い、
二人でジュエリーを扱う店へと行ってまいりました。
「
ヨノチ」と二人で商品の陳列されたショーケースを眺めていると
早速、
目を輝かせた店員が話しかけてきました
店員;「今日はどのような物をお探しですかぁ~?」
妻;「はぁ~指輪等を・・・」
店員;「御結婚記念日の贈り物をお探しですかぁ~?」
妻;「はぁ~・・・・・・」と言った瞬間から、
この店員さんが「
ヨノチ」にベッタリ
次々と色々な商品を出しては、指にはめ、首にまいてを繰り返し
「お似合いですよ~!」等とお世辞を連発!!
最初は「
ヨノチ」の側で店員とのやり取りを聞いていたのですが、
次第に飽きてきて、時計等が陳列されたショウィンドウを
一人眺めていましたが、買う気の無い物を眺めていても
直ぐに飽きてしまい、結局、店の中をウロウロ、ウロウロ・・・・
すると、妙~に視線を感じたので振り返ってみると
女性の店員さんが、不審者か何かと疑っているような
異様な眼光で私をガン見してました。
程なくして、選び終えた「
ヨノチ」に呼ばれて値段を聞いてみると、
なんと私の予想した額の「
3割程度の品」を選んでました。(←謙虚なヨノチ!)
一瞬、「ラッキー、余ったお金でパソコンが買える・・・!」等と思ったのですが、
流石に
結婚10周年の贈り物をケチると後が怖い・・・じゃなくて、気持ちが伝わらないので、
ちょっと格好つけて「
今回は、コレは止めてコレにしな!」
と言って別のショーケースの品を指差すと、
店員の態度が一変
これまで「
ヨノチ」に向けていた
スマイルを私に向けて・・・
店員;「あら~旦那様お目が高い、この商品は当店お勧めの品でして・・・」
と、言いつつ私のチョイスした商品を無理やり「
ヨノチ」の首にあてて鏡をホイ!
店員;「奥様~、旦那様はこちらの商品がお似合いと仰ってますよ~・・・」
店員;「伝々・・・・・・・」
ずいぶん調子の良い変わりように笑が込み上げてきましたが、
「
ヨノチ」も状況を把握できなかったのか、
結局、私が始めからチョイスしていた品を購入する結果となりました。
店を後にする際、店員に
「これからお食事ですかぁ~、あら~羨ましいぃ~、
お二人で楽しんで下さいませ~」
と、
余計な事を言われて、かなり恥ずかしかった・・・
とりあえず、この日の為に何年も前から、ちょっとずつ貯めてきた
ヘソクリだったので
それなりのプレゼントができたのでは!?
と勝手に思ってますが、
「
ヨノチ」は喜んでくれただろうか?
ヘソクリも底をついてしまったので、今度はパソコン購入に向けてヘソクリを始めるかぁ~(^^♪
(続く)
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